いつも大盛り上がりの
イングリッシュシャワータイム=アクティビティタイム。
今回は、文作りアクティビティの一幕で、
違う切り口の大切さを改めて感じることがありました。
まずは、外国人講師からルールをオールイングリッシュで聞きます。
次に、英語プチゲームに勝ったチームから、文作りスタートの権利!を得られます。
さて、渡されたアルファベットカード達を使って、どんな文が出来上がるでしょうか?
主語、動詞、目的語
の観念を、みんなすでに知っているので、
まず主語を探し始める生徒が多かったです。
そうこうしていると、意外にも動詞が見えてきました。
それなら、主語がShe じゃないのでは?
他に h が使える主語は?
He !
They !
などなど飛び出てきました。
偉い!普段のお話、よく聞いてくれてる!凄いよ!
あれ、でも「彼らは」のスペルを迷ってる様子も。
こうして、なんとか完成に。
アクティビティは、このように、楽しさ、夢中の中に、
スペル、聞き取り、文法力、などなど、
様々な伸びる体験要素を盛り込むことができます。
2回戦目は、主語を先回りして準備するようになり、
しかも、動詞も含め、全体のスペルミスがぐんと減りました。
ワークシートとは違う切り口からだったことで、
今まで経験しなかったミスと正解の体験ができました。
言語力が伸びる瞬間作りの1つとして、
アクティビティタイムはとても有効です。
アクティビティタイムでは、違う切り口を提供することができるからです。
いつも同じ方向から触れ続けるのではなく、
違う角度、違う切り口からもどんどん触れることがとても有効です。
ワークシートには、He や They なんて、何回書いてきたことか。
ノーヒントで書けるレベルです。
でも、カードの並べ替えになると、思わぬミスを体験。
こう間違えやすい、こう間違えたことがある、
そういう体験を本当にしてみた、
この積み上げの先に言語が定着、育ちます。
どこから聞かれても、いつでも正しく使える準備になります。
真に知っている状態=使える力へ変換していきます。
カリキュラムを教えて下さいと言われて一言では伝え切れないのはこれらの側面の存在。
教えるアプローチ、カリキュラムは1つではないです。
むしろ沢山であるべきです。
そして、どんどん増えていくものなのです。
日本語の育ち方もそうですよね?