英語が苦手な親の発音で練習してもいいですか???

2023年3月13日| kawanishi

英語が苦手ですが、
そんな親の発音で練習してもいいですか???

 

 

 

こんなお悩みはないですか???

 

 

このご質問は、
よくいただくご質問のなかで、
トップを飾る程の頻度で頂く
ご質問です。

 

 

 

発音は、英語が伝わるか伝わらないかを
くっきり分けてしまう原因に
なることが多々です。

 

 

 

それ程までに発音は重要なので、
肌感覚で、
親の完璧でない発音で
練習したら
マズイことになるのでは???

 

 

と、ご心配される方が多いようです。

 

 

英語脳を
育てるチャンスの時期ですので、
慎重になられるのは
当然ですよね。

 

 

英語に関して
ベストな形を
与えたいと思うのは、
私は誰よりも経験してきましたので、
よくよく分かります。

 

 

でも。。。。

 

 

答えは、
『はい、間違いなく上達します。』
です。

 

 

 

意外かと思われるかもしれませんが、
元々、脳が対応できる
仕組みになっているからです。

 

 

どういうことかというと、
言語を学習する時、
スクールに通って、
生の英会話の中で
正しい音を聞くチャンスさえ確保していれば、

 

 

その他の時間で
英語が得意でない発音で
練習をしたとしても、

 

 

脳は、正しい音を自動的に選択して
アップデートしていく習性があります。

 

 

*これは留学と同じです。
クラスで正しい音を聞いていれば、
学校以外の生活場面、
例えばスーパーでレジの人とのやり取りで、
第二言語同士で話をしても、
その人の発音に影響されていくことなく、
正しい発音を維持して行くことを自然に選択する、
ということと同じです。

 

 

だから、スクールに来て、
正しい音を聞いていれば、
その正しい音で
アップデートされ、
その音を身に付けていくことができます。

 

 

ですので、
英語が得意でない保護者の方と
練習をされても
大丈夫なのです。
むしろ、英語が伸びる源である、
【体験回数】が増大しますので、
どんどん伸びて行きます。

 

 

 

ご安心されて、
お家で練習をして下さい。

 

 

 

ここでもう1つ
発音に関して大切なことがあります。

 

 

発音は、
教材から聞くだけなどの
一方通行でなく、
生の会話の、双方通行の中で
発音を聞くチャンスを持つことが
本当に使える言語として
育てることができる、
ということです。

 

 

例えば、

 

 

Please
『どうぞ』、『お願いします』などの意味がある
この単語1つでも、

 

 

同じ正しい音でも、
場面によって発音の強弱が
ものすごく変わります。

 

 

例えば、
ゲームをあともう1回やりたい場面での
元気よく、お願いお願い!という調子のPleaseと、

ワークシートをチェックしてもらいたい
落ち着いた場面でのPleaseでは
まるで違う音の出し方になります。

 

 

でも
どちらも
正しい音のPleaseです。

 

 

 

要するに、
どちらの音も身に付けてこそ、
会話力が身に付いた、
といえるのです。

 

 

これが、
教材からの発音だけが頼りとなると、
微細な場面差に対応できない等、
どうしてもどこか無理が出てきたり、
不自然さが出てきます。

 

 

英語は、人が使う言語なので、
人と人の双方向やり取りの中で、
ゲームをあともう一回と、お願いする時や
ワークシートチエックをお願いする時などの様に、
豊かに感情を乗せて伝えることが普通です。

 

 

生の英会話での双方向やり取りでは、
豊かに感情を乗せて伝えることが
ごくごく普通に達成できます。

 

 

これは、教材頼りの学習法では出来ません。

 

 

だから、
双方通行ができる
生の英会話を体験するために
スクールに来て
会話することが
真の英会話力が身に付く
真の方法となります。

 

 

教材の音を聞いて真似をする、
CDを聞く、
DVDを観る、
これらも体験回数の1つになりますので、
良い経験です。

 

 

でも、英会話力の絶対条件である
生の双方向やり取りや、
豊かに感情を乗せて発音する、
感情による微細な発音の差まで学ぶ、
とまではカバーしきれませんので、
教材は補強の1つと捉えて、

 

 

英語力に本気なら、
生の英会話体験を積むことを
お勧めいたします。